照れちゃって可愛い〜。
細くて柔らかい髪に指を絡めれば、大きな瞳で見詰められる。
なんか………ヤバイ。
「やっぱり髪切るのやめよっかな…」
「なんで?」
「紫音が触ってくれるから。切ったら触ってくれないでしょ?」
「別なとこ触ってやるけど」
「変態…」
頬を赤くして、そっぽ向く。
悔しくて右手で頬を包み、俺の方を向かせた。
「ちっ…近いね…。ドキドキする…」
「俺も。もっとドキドキさせてやろっか」
「丁重にお断りしますっ‼︎」
「つれないヤツ〜」
その後は膝の上でずっと一花が話してた。
どんなに小さな事でも楽しそうに話す一花を見てたら、俺まで楽しくなる。
「紫音は優しいね‼︎お話いっぱい聞いてくれる」
「半分ぐらい聞いてねーよ」
「むぅっ‼︎おバカぁ‼︎嫌い…」
「あ?」
「好きです。大好きですっ」
「素直でよろしい」
膨れた顔も最高に可愛いから、イジメたくなる。
今日も俺の一花は素直で良い子だ。

