俺様には甘いイチゴを。




思いっきりいじけてやる。


授業中もあからさま左隣の茉夏の席に机をくっつけた。


「おい、ブス。いつまで機嫌わりぃんだよ、チビ‼︎」

「答え分かるまで話さない」


たまに、消しゴム飛ばして来たりちょっかいを出されたけどフルシカト。


結局、紫音の答えを聞けないまま学校での1日が終了……。


「チビ。マジでいつまでそんな態度なんだ?」

「し、知らないもん…」

「そっ。じゃあ、いいや。好きなだけいじけてろ。またなー」

「へっ⁉︎ちょっ、待ってよ〜……」


おまけに先帰られた…。


紫音なんて嫌い‼︎


知らない‼︎



そして、ケンカ状態に突入して1週間が経過。


紫音にくっつきたい…。


話したいけど……大輝君とサボりで教室にいない…。


「案外、一花も意地っ張りなんだね」

「茉夏〜‼︎どうしよう…」

「謝るしかなくない?」

「元々は記念日忘れる紫音が悪いの‼︎絶対、謝らないもん‼︎」


寂しいけど、今更甘えたら嫌われちゃいそう…。


もしかしたら‼︎


もう嫌われてるから目も合わせてくれないのかも‼︎