俺様には甘いイチゴを。




1ヶ月前から予約入れたケーキ。


箱を開けた瞬間、一花大興奮。


「うわ〜‼︎キレイ‼︎苺たっぷり〜‼︎生クリーム‼︎きゃー‼︎」

「あははっ‼︎良かったな〜、一花。紫音君が彼氏なら、お兄ちゃん安心だよ‼︎」

「うん‼︎ありがとう、紫音‼︎すっごく嬉しいよ‼︎」

「いーえ。喜んでくれて何より」


3人で祝った誕生日。


一花と旺太さんは俺の誕生日も祝ってくれた。


あのバースデーソングで。


こっぱずかしいけど……悪くねぇな。


「ん〜‼︎美味しい‼︎紫音、苺食べて良い⁉︎」

「ははっ‼︎共食いじゃん」

「イチゴじゃないもん‼︎一花ですっ‼︎」


一花が笑ってたら、俺も自然に笑顔になれる。


一花が幸せなら俺も幸せ。



気を利かせた旺太さんが途中で帰った。


2人きりになった瞬間、隣に座ってた一花を抱き寄せた。


「紫音が甘えるなんて珍しい…」

「甘えてねぇよ。お前が甘えたいんだろ?違う?」

「甘えたいよ。ずーっと、くっついてたいもん」

「お望み通り甘やかしてやるよ」


なんて、キスしてやれば真っ赤にして照れる。


イチゴみたい。