更に、紫音の左腕がお腹に回りフリーズ。
そんなあたしに面白がって水をかける意地悪な紫音。
ドキドキし過ぎて苦しいよっ‼︎
「今からそんな身構えてどうすんだよ。この後持たねぇぞ?」
「だって‼︎紫音のこと大好きなんだもん…。緊張もするよ…」
「それ聞けて満足。じゃ、先にベッドで待ってるな」
あたしの頭をポンポンと軽く叩き、出てってしまった。
ここまで来たらさ………
女子の覚悟決めるのみですっ‼︎
森野一花、頑張ります‼︎
日本から持って来たお気に入りのワンピース型のパジャマ。
半乾きの髪のまま、ベッドルームへ。
キングサイズのベッドでゴロンと仰向けの紫音は、どうやらスマホゲームに夢中。
「…紫音?」
「んっ⁉︎あ、わ、わりぃ。ゲーム集中してたわ‼︎」
「そ、そっかぁー…」
「…抱っこしてやるから来れば?」
両手を広げた紫音に、あたしはぎゅーっと抱きつく。
なんだか……紫音がいつもと違う…。

