でもここで素直に褒められないのが俺。
「化粧濃過ぎ…。普段の一花のが良い」
「顔を濃くするためだから仕方ないの〜‼︎カラコン入れるの頑張ったのに‼︎」
「ははっ‼︎お前びびりだもんな‼︎」
「バカにしないでよぉ‼︎でも紫音はすごくカッコイイ…」
一花に褒められたら悪い気しない。
俺も単純なんです…。
そして、いよいよ撮影。
設定は、カップルの休日。
英語でガンガン指示してくるカメラマンにタジタジの一花。
笑える…っ‼︎
「ねぇ、紫音…。カメラマンさん何言ってるの⁉︎」
「ん〜?ブス、チビ、貧乳」
「アメリカのカメラマンさんて、モデルさんのこと貶すんだね……」
「言ってねぇから‼︎真に受けんな、バカ‼︎」
はぁ〜……それしても、カメラマンと親父からのOKが出ない。
さすが、ド素人一花……。
「一花、表情固いって言われてる」
「ふぇっ⁉︎ご、ごめんなさい…‼︎」
これじゃあ、仕事終わんの夜中だな…。

