校舎の近くの、 桜の木の下で、寄りかかって、みんなを待つ、 桜の木を見上げた瞬間、 『莉奈』 どこかから、声が聞こえた。 莉奈、なぜか、それに反応してキョロキョロしてると、 目の前を、背の高い茶髪の男の子が通り過ぎた。 んー、あんな人いたかな? けど、なんか、不思議、 あの人を知りたいと思った。