ぱちっ 目を覚ましたら、いつもの部屋。 なんだったんだろう、今の夢、 不思議と懐かしく感じた… 「莉乃〜!朝よ〜!起きなさーい!」 「はぁい!」 いそいで、白のセーラー服に袖を通して、 階段を駆け下りると、双子のお兄ちゃん 祐也が、うとうとしながら、ご飯を食べてた。