……あーあ、平助黙っちゃった。

大丈夫かな？？

「いいぜぇ、さっきのお返しとでもいこうか！！」

すごい乗り気なんですけど！！！

「えぇ……でも、いいの？」

「何がだよ」

「だって、殺しちゃうかもしれないんだよ」

私は今まで和んでいたこの場を空気をがらんと変えるような殺気を出した。

「殺すなよ。半殺しなら……」

「ちょっ！土方さん！それはねぇって！」

「しばらく戦ってなかったからそんな強くないと思うよ？いつも日頃から鍛えてる
人よりかは強くないって。安心して？」

「その笑顔がこえーんだよ……」

和ませるように笑ったんだけど逆効果だったかな？

「お2人とも、少し待ってください」