「ふしぎな棒?だね、使い方を知ってるって言ってたけどわかるの?」


「んー、思い出せない…寝れば思い出せるかも?(笑)」


「なんだそりゃ、待っててやるから思い出してみろ」

土方さん、それは不可能っていうやつです。


……


心を落ち着かせて静寂を待つ。




......……...…….........…….........……......…….........…….





「いい?鶴葉、この漆塗りの棒はねお母さんの力を使って作った棒なの。」

「綺麗な棒だね!」

「端っこを持ってこう唱えてね。" 我が名に答えよ。闇を割く剣となれ"
そういいながら棒を手のひらでなぞっていくの。」





……...……...……...……...……...……...……...……...……...