「実は…」


………………………………………………。



「そんなことが…。」

「あの万さんがなぁ…くそっ長州め」

「今は新選組ってなのってるんですよね、近藤さんは…?」

近藤さん。体は大きいけど広い心を持つ。どこかお父さんに似ていて…






「みんないるぞ。近藤さん、山南さん、斎藤、原田、新八、平助、源さん」

「そうなんですか…。」

私はこれからどうするの?
白拍子としてこのまま店に?

それとも新撰組にお世話になるの?

「鶴葉、お前、新撰組こいよ。」

へ?

え?

「だから、こいっつてんだろ。」

なんで?土方さん…。

「でも土方さんいいんですか?女が入ったってバレたら…」

「大丈夫だよ新撰組の正式な隊士にしちゃえばいいんだから」

そ、総司…それは無理があるのでは?



「そうだな、新しい組でも作っちまうか、でも鶴葉の強さも証明しなきゃならねぇな。」

剣術は一通りやってきたつもりだ、でも
妖怪の力や陰陽師の力も持っているから
ほとんど剣術は…自信ない…(笑)


「よし、さっそく決まったんだ帰るぞ」

「あ、あの本当にいいんですか?」

「あぁ皆きっと喜ぶぞ」