あー、恥ずかしい。 子供時代は何もかも光り輝いて美しいだなんて、誰が言いやがったんだ。 恥ずかしくて、一生誰にも顔を合わせたくなくなることのオンパレードだ。 敏感な和尚は、あれから透子のそれが満月の度に訪れるのをなんとなく察知しているようで、透子をいたぶるのは相変わらずだが、そのときだけは少し手加減してくれているような気がする。 赤くなって俯いていた透子は、和尚の目が、どさくさに紛れて、自分の額を見つめているのに気づかなかった。