そんな約束をして、帰ろうと休憩室から出ようとすると
「ひなちゃん、明日もバイトだよね?」
そうじんさんに聞かれた。
「はいっ!」
「じゃあ…明日、バイト終わったらこの休憩室で待っててくれないかな…?」
少し緊張してる?
そんなじんさんを不思議に思いつつ
「はい、わかりました!待ってます」
そう返事をした私。
「ありがとう、じゃあまた明日ね」
また微笑んで、ソファから立ち上がるとじんさんは私の頭をぽんと撫でてから休憩室を出て行った。
急なことに驚き真っ赤になる顔。
それからどうやって家に帰ったかは全く覚えてない。



