姫と年下王子たち

今まで絢斗とは、2人でどこかへ行くことはたびたびあった。


あたしが風邪を引いたとき、絢斗が付き添いで病院にきてくれたり…。

あたしの買い物につき合ったりと。


まぁそれは、“デート”と呼ぶにはほど遠いものだった。


お母さんや翼みたいな…家族の代わりみたいなもので。


だから、絢斗と“2人だけ”でどこかへ遠出したことはなかった。


なのに、いきなりデートだなんて…。