姫と年下王子たち

「なにしてんだよ、園花!早くこいよっ」

「…う、うん!」


そんなことしなくてもいいのに、園花は自分の靴と、俺と翼の靴までわざわざ並べていた。


「はぁー…、疲れたっ!」


俺は自分の部屋に入るやいなや、カバンを放り投げてベッドに倒れ込んだ。


「…あっちぃーっ!絢斗、クーラーつけるぞ?」

「おう、頼む」


翼はテーブルの上にあるリモコンを手に取ると、それをエアコンに向けた。