姫と年下王子たち

美姫ちゃんをそうまでさせたものって…なに?


あたしは、笹野くんの話に頭が混乱した。



「面倒なことに巻き込まれたんだから、被害者は俺の方だっつーの!!どうでもいい女とキスして、こんな痛ぇ思いもするなんてっ…」

「…てめぇ、ひなが“どうでもいい女”だと!?」


絢斗が笹野くんを睨みつける。


「ああ、そうだよ!こんな女、俺のタイプなわけねぇだろっ!お前もお前で、俺に告られて勘違いしてんじゃねーよっ」