姫と年下王子たち

一歩一歩近づく笹野くんから逃げるように、あたしは後ずさりをした。


しかし、ペタッと背中に垂直で堅いものがあたった。

それは、廊下の壁だった。


あたしはいつの間にか、壁に追いやられてしまっていたのだった。


「…な、なにっ」


思わず、恐怖で声が上擦る。


「秋月ちゃんって、あの3人と仲いいんだよね?」


笹野くんから投げかけられた…突然の質問。