姫と年下王子たち

絢斗のお父さんにバラされたくなかったし、あたしがここで働いてる姿も知り合いには見られたくなかった…。


…一気に全身の力が抜けて、魂さえも抜けたような気がした。


「えっと…。3人は、マナちゃんとお知り合いなんですか?」


あたしたちの会話を聞いていたキララさんが、首を傾げながら質問した。


「そう!俺とひなは幼なじみ!だから、俺の親父とも知り合いっ」