姫と年下王子たち

目を向けると、2番テーブルから、スッと細い腕が伸びている。


赤色のドレスを着た、髪が盛り盛りのあの人はキララさん。

fairyのナンバー1キャバ嬢だ。


そのキララさんを、ミヨさんはキッと睨みつけていた。


…キララさんとミヨさんは、犬猿の仲らしい。



「ミヨも、ドンペリピンクが飲みたいな~♪」


キララさんがオーダーしたすぐあとに、お客さんに甘い声でもたれかかるミヨさん。