姫と年下王子たち

由香里が、ガラスのショーケースをうらやましそうに眺めた。


ショーケースの中には、まるで1つ1つが自分を主張するかのように、ネックレスや指輪がキラキラと輝いていた。


その中でも、由香里が一直線に見つめていたのが、あのリボンのネックレスだった。


「買ってやろうか?」

と、言いたかったが…。


その値段を見て、俺は思わず口を噤んでしまった。


さすが…有名ブランド店。