姫と年下王子たち

だから、バレバレだっつーの。

小学生でも、もう少しうまく嘘つけるぞ?



しばらくして観念したのか、おかしくなったかのように秋月さんが突然叫んだ。


「…そうだよ。長谷川くんを探してたのっ…!」


そんな…、力込めて言わなくても。


顔を真っ赤にして言う秋月さんは、なぜかおもしろかった。


けど、やっぱり素直に…。


「ありがとう」


その言葉を聞けて、嬉しかった。