姫と年下王子たち

「俺も、すぐに済む用なんだけど」


絢斗は2人の話も聞かずに、ごそごそとバッグの中を探る。


そして、出てきたのは…。

風呂敷に包まれた大きな荷物だった。


…この風呂敷、見覚えがある。


絢斗は、風呂敷の結び目を解く。


「ジャーン♪」


中から現れたのは、運動会のときにも見た重箱だった。


「ひなが弁当だから、俺も弁当を作ってきたんだなー♪」