姫と年下王子たち

息を吸い、そして3人同時に…。


『『秋月ひなさんっ!!』』


と、叫んだ。


自分の名前が呼ばれずに、観客は静まり返る。


それから「秋月ひなってだれ?」という風に、辺りをキョロキョロと見渡し始めた。


ひなちゃん…おるよな?

ちゃんと翼が連れてきてくれたよな…?



『秋月ひなさーん、いらっしゃいますかー?』


司会者が、観客に向かって問いかける。