でも、必要最低限は、ない感じで、 モデルルームみたいな、綺麗な、部屋だった。 生活感もなくて、 目を見開いて、玲さんを見つめると、 「俺の家、 今日から、唯の居場所でもあるからな」 と、優しく微笑む、玲さん。 その言葉に、涙がこぼれた。 お母さん以外に初めて、私自身の存在が認められた気がして、 嬉しくて、玲さんに、抱きついていた。