「そうですか…。 睡眠剤と、精神安定剤を、入れておきますね、 あと、声はふとした時出ると思います。 それが、明日か、10年後か、 それは、 唯さんの、気持ちですね、」 と、優しく微笑んでくれたお医者さん、 ぺこり、と頭をさげると、 頭を下げ返してくれた。