「ただい、「なんでよ!玲央!ふざけないでよ! パパのことも考えてよ! ママのことも考えてよっ! なんで?!いつもそうなの?! なんで帰ってこないのよ?! 頑張ってくれてるパパを見て何も思わないの?! おかしいんじゃないの?! 玲央ひどいよ! ママが、私たち捨てたことは、変わらない事実なんだよ!」 望の怒鳴り声。 やばいと思って、リビングのドアの前に行き、 ドアを思いっきり開けた。