暗いネオン街

気づけば、私は、声が出なくなっていた。

なんでだろ、

でも、いいや、もう話す人なんて、いない。

みんなみんな、消えたから。

声を出す必要もないんだ、

無表情で、

繁華街を夜中、1人出歩いていた。