無情にも時は過ぎ、あっという間に受験の前夜



瑠奈達はというと..



「明日の受験にカンパーイッ!!」



前夜祭の飲み会が行っていた



今思い返せば、とてもつもなく馬鹿な話だが..



お酒のおかげで、ぐっすり眠ることができた








「やっと終わったー!何気にテストもできたし」


「静も!ってか、掛け算とか馬鹿にしすぎだよね〜笑」



何とか無事に試験も面接も終わりを迎えた




残すは結果発表のみ




麻衣達の受験も終わり、やっと一段落



残りの時間、楽しい思い出を作るために暇さえあればみんなで遊んだ―








「きゃーっ!!うち等の番号あったー!!」



静が歓喜の声をあげる



張りだされた受験番号には、仲良く並ぶ二人の番号



騒ぎすぎて係の人に怒られたっけ..




瑠奈達も竜達もみんな無事合格して、もちろん後夜祭も開かれた




ゆっくりと、卒業までのカウントが始まる..




あんなに大嫌いだった学校が、いつの間にか大好きになっていた