「普通の朝飯だけど。」
と笑う慈侑くん。
慈侑くんが料理をできたのことに感動してしまった。
朝からなんだか幸せ。
「柚、昼ってどうしてた?」
「お弁当作っていってたよ。」
お父さんから生活費を渡されているといっても節約を心がけないといけない。
買うよりも安いお弁当を毎日作って行っていた。
…寝坊した日以外は。
「じゃあ、朝飯は俺で…」
「お弁当は私だね」
慈侑くんが言うことがわかったので、慈侑くんに続けて言った。
「おう。晩飯は一緒に作ろうな。」
「うん!なんだか楽しそう!」
お父さん以外にお弁当を作るのも、誰かと料理をするのも初めて。
なんだかわくわくする。

