イジワル王子を拾いました。



「あ、柚髪乾かして〜」

目に入ったドライヤーを見て、ニヤリと笑いながら言ってきた。
またなにか考えているのだろうか…。

「やだ。自分で乾かして。」

そう私なりの強気を出して見たけれど、慈侑くんは私の隣に座りピタッと横から抱き締めてくる。


「ちょ、!慈侑くん…?!」


抵抗するけど横からじゃ思ったように力が入らない。