そう言って握られた手。 「……っ。」 慈侑くんは、本当にスキンシップがすごい。 手を握るとか慈侑くんにとっては普通なのかな…。 恋愛経験の浅い私には対応しきれない。 「柚?」 「えっ?」 「帰ろ。」 「うん。」 はぁ。心臓がもたないよ。 私は手を握られたまま図書室をあとにした。