イジワル王子を拾いました。



そんな私の髪を慈侑くんが撫でた。


「柚。…俺と住んでるっていうのが恥ずかしい?」


慈侑くんのどこか悲しそうな声。

「ちがっ…!」

私は、思わず顔を上に上げてしまった。

「……っ?!」

「ひっかかった。」

だけど、顔をあげて見る慈侑くんの顔は悲しみなどではなくイタズラな顔。


だ、騙された…。