紙飛行機~ラブレターの想い~



「次どこ行く?」
「部室に行ってみようよ」

私の言葉に、千夜はすぐに頷いて「わかった」と言った。

部活を引退してから、行ってなかった部室。あの頃のままかな?
それとも、変わってるのかな?

私たちは慎重に、静かに動き始めた。

部室は、北校舎の裏にある。グラウンドの近くで、いつ行っても、どんなに掃除をしても汚かった。

そこが逆に部室らしいなって、微笑ましくなる。


「あ、職員室と用務員室だ...」


一番の危険地帯。
まだ電気がついてるってことは、誰かがいるってこと。