「時間ねぇし」
「そうだけど…忘れ物ないかな」
ブツブツ言ってる間に、カズマはどんどん進んで行く。
待ってよ!
急いで追いかけて、となりを歩く。
「こうやって一緒に歩くの、久しぶりだね。中学のときは、よくこうやって…」
「朝から喋り過ぎ。遠足のためにエネルギー残しとけよ」
話を遮られ、黙りこむ。
あたしと話したくないってことなのかな。
あたしは、いっぱいカズマと話したいのに。
「遠足までもたなくて、いいもん。もっとカズマと話したい」
そう言ったら、カズマがあたしの頭を叩いた。
「えーっ、なんでぇ?」
「なにしに行くんだよ。だったら今から戻って、家で話そうか?」
絶対そんなこと思ってないくせに!
カズマはこれまで無遅刻無欠席で、サボるとか頭にないはず。
きっと実行しないはずだから、結局はこれ以上喋るなってことだよね。
「そうだけど…忘れ物ないかな」
ブツブツ言ってる間に、カズマはどんどん進んで行く。
待ってよ!
急いで追いかけて、となりを歩く。
「こうやって一緒に歩くの、久しぶりだね。中学のときは、よくこうやって…」
「朝から喋り過ぎ。遠足のためにエネルギー残しとけよ」
話を遮られ、黙りこむ。
あたしと話したくないってことなのかな。
あたしは、いっぱいカズマと話したいのに。
「遠足までもたなくて、いいもん。もっとカズマと話したい」
そう言ったら、カズマがあたしの頭を叩いた。
「えーっ、なんでぇ?」
「なにしに行くんだよ。だったら今から戻って、家で話そうか?」
絶対そんなこと思ってないくせに!
カズマはこれまで無遅刻無欠席で、サボるとか頭にないはず。
きっと実行しないはずだから、結局はこれ以上喋るなってことだよね。