お昼休憩になった時
「さっきの話だけど
最低ってどう言うこと?」


奥野さんがまた話しを戻した。


「もー!わかってないなぁ
あたしは太田さんの前では仮にでも
奥野さんの彼女なんだよ?
それなのに『ご飯食べに連れていくわ』とか
言われてれて『どうぞ』は無いと思わない?
変だよそれ!
それかもう彼女役はいいってこと?
太田さんの口から常務に
『あいつら付き合っていませんよ
おかしくないですか?』
と言われるんじゃない?」


「ああ・・・そうか」


ーーーここの作業はこれで終わりました
色々とご迷惑かけましたが
皆さんの協力により予定通り事を
終えることができましたーーー


誠が挨拶を始めた。


「監督さんって男前だね」
本田さんがしみじみと言ってる。


「あっそう言えば昨日上野
あの人と一緒に居なかった?
倉庫で確認作業を終えて
帰ろうと思ったら2人が話してたから」


「うん」


「やっぱり!
上野にも春が来たか?」


「ちょっと!!!違いますってぇ~
それに春ってなんですか!!!」


「いやいや男前の彼氏が出来たのかな?ってね
それはそれでめでたいことじゃん!」


他人事だと思って。。。


話せば長くなるけど・・・
奥野さんのバスケに着いて行ったことを
説明してそこで知り合っていたと。


「うん?
奥野とプライベートでも仲良しなのか?」


今度はそこか!説明するのがめんどくさい。


「みんな仲がいいじゃないですかぁ
本田さんとだってご飯とか行くでしょ
今さらですかぁ~」


「だよなぁ~」


もう!!!