「よーい?どーん!」 1人で合図を出して走り出す 本当に真っ直ぐな道 綺麗だなー! 風を浴びながら分岐点に向かって走っていると 「……え?」 「うわーっ!?」 ドシーンッ!! まるでアニメかドラマみたいに大きなぶつかる音が響く あたしは何かにぶつかり地面に思い切り尻餅をついた 「痛ぁ……」 「小谷さん…何しているの?」 この独特なのんびりとした話し方は… 「白羽!?」 目の前にマスクをせず眼鏡をかけている親友の彼氏 白羽が私を見降ろしていた