「斗真のこと…よろしくね美夜」 立ち上がった莉々花は 入り口の方向へ向かって歩いて行く あたしはその腕を掴んで止めた 「待って莉々花」 「まだ何か用事?」 「折角来たんだもん 白羽くんに会いに行こう?」 「……え」 「眠ったままかもしれないけど 会おう?」 「……わかった」 頷いた莉々花の手を引いたまま 扉を3回ノックして開けると 「黒木さん それに莉々花… 来てくれたんだね」 膝の上に本を乗せた白羽くんが ふにゃっと笑った 「「……はい?」」 思わず莉々花とハモってしまった