流れ星に4回目の願いを呟く時。

 しかし、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。


 猛反対する両親を無理やり押し切って迎えた、付き合い始めて最初の2人で過ごす大晦日。


 マサヒロのアパートへやって来た時には既に夜の9時を回っていて、約束していた時間を3時間もオーバーしていたが、夜風に冷えた私の体をマサヒロは強く抱きしめてくれた。


 紅白歌合戦を一緒に観ようと約束していて、TVを付けたが、結局私たちは観なかった。


 歳があけるまで、ずっと2人でベッドの中で過ごした。


 そして歳が明けようとしていた11時45分。吐息が零れる唇を離し、マサヒロは言った。


「俺、来年から会えなくなる。」


 その急な言葉に、私の火照った体は一瞬震え、一気にその熱がひいていくのを感じた。