流れ星に4回目の願いを呟く時。

 しかし、第二次性徴を迎えている若い男女が長い時を一緒に過ごしていれば、自然とそういう浮ついたものが芽生えるもの。


 均整のとれた体に、たくましい肩や首を毎日近くで見せられているのだ。もうそれは反射というしか無い。


 2年にあがる前のサークルの合宿中、私は不意に寄せられたマサヒロの手に誘われるように肩を抱かれ、その口づけを受け入れた。


 その後私たちは恋人同士になり、大学生なりに充実した生活を送った。


 付き合い始めて、別に私たちの関係は付き合う前までと大きく変化することは無かった。人並みにどこかへ出かけたり、買い物をしたり、ご飯を食べたり。


 変わったことがあるとするなら、もうジュースを奢らなくても、お互いの渇きは、お互いの体で潤せるようになっていたことくらいだろう。