今思えば、カケルは華奢な身体はどうもお気に召してなかったのかもしれない。ミサキさんの胸は大きかったし、カケルが好きでよく聴いていた歌手もそうだった。
しかし、それでもやはり嬉しかった。
あれから早10年、ガン黒ブームは過ぎ去ったが、未だにボインは人気である。
残念ながら、中学を卒業してからの私の胸はあまり成長していない。由美子は中々のものを持っているようだが、全ては遺伝子の所為だと思い込むことにする。
コーヒーを干した私たちはまた探索を繰り返したが、やはり見つけられなかった。
「もう帰りましょうよ。」
しかし、由美子は執拗に捜査を続けたがった。頑固な所があるとは言え、そこまでして見たかったのだろうか。
ならば最後にカケルと一緒に撮った写真を見せてあげようとも思ったが、やはり止めることにした。
あの一枚の写真に写っている自分を見られたくなかったから。
いくら由美子でも、見せたくなかった。
あの写真に写る私は本当の私では無い。おそらく、この短くも長い人生の中で、いやこれからの未来を入れても、一番悲しく、醜い、ひどい顔をしている私がいるから。
しかし、それでもやはり嬉しかった。
あれから早10年、ガン黒ブームは過ぎ去ったが、未だにボインは人気である。
残念ながら、中学を卒業してからの私の胸はあまり成長していない。由美子は中々のものを持っているようだが、全ては遺伝子の所為だと思い込むことにする。
コーヒーを干した私たちはまた探索を繰り返したが、やはり見つけられなかった。
「もう帰りましょうよ。」
しかし、由美子は執拗に捜査を続けたがった。頑固な所があるとは言え、そこまでして見たかったのだろうか。
ならば最後にカケルと一緒に撮った写真を見せてあげようとも思ったが、やはり止めることにした。
あの一枚の写真に写っている自分を見られたくなかったから。
いくら由美子でも、見せたくなかった。
あの写真に写る私は本当の私では無い。おそらく、この短くも長い人生の中で、いやこれからの未来を入れても、一番悲しく、醜い、ひどい顔をしている私がいるから。



