流れ星に4回目の願いを呟く時。

 肌が白くて、胸が小さい。私のコンプレックスが一気にバレてしまった。


 しかしカケルはそのことを知っていたのか、まるで前もって準備していたかの様に、言葉巧みに私を慰め元気づけてくれた。


「俺は白い肌の方が女の子らしくて良いと思うな。まあ確かにゴン黒とか流行ってるけどさ、俺の姉貴は逆に白くなりたいって言ってたよ。」


 カケルの姉であるミサキさんは町内でも美人で有名だった。そんなミサキさんが白くなりたいなんて、意外だった。


「それに白って良い色じゃん。ほら、雪とかって綺麗なイメージがあるだろ。それと同じようなもんさ。」


 誰かに聞かれたら、嘸かし馬鹿馬鹿しい話をする2人だと思われそうだが、カケルは真剣な面持ちで答え続けていた。


「まあ、その、なんだ。最後の方の、胸の話しは聞かなかったことにして良いか。」


 しかしその真剣な表情は直ぐに崩れた。少し照れ臭そうに答えるカケルを初めて見た。


「でも、山崎は結構スタイル良いと思うよ。少なくとも俺はそう思う。多分。」


 慌てたフォローが嬉しかった。