隣の席は君だけ



残された私と啓哉。



「凛、おいで」


そう言って啓哉は私を引き寄せた


この温もりを、今近くで感じていることが本当に信じられないよ


「お前が俺のこと好きじゃなくても俺はずっと好きでいるから」


私は…好きなのに


あ、あの時好きじゃないって言ったままだ



私はちょっと胸から顔を離してゆっくり啓哉を見上げた




「ほんとは大好きだよ…?」