そう言ってもらえてその言葉にとても救われたし、今も思い出すたびに励みになっている。
それに、不安だった高校生活も、向田くんたちがすぐに友達になってくれたんだもん。
苦手だったはずの男の子なのに、こんなにすぐに仲良くなれたのは、みんなが初めて。
「だから、あたしは全然平気なんだ!すごくお母さんに感謝してるんだ。」
それに、みんなにも。
感謝してるんだ。
にこりと向田くんに笑いかけた。
「…緋奈ちゃん。」
あれ…気のせい、かな?
向田くんの顔が少し赤い気がする。
どうして顔が赤いのか、疑問に思ってあたしは首を傾げた。
「へっ…?」
すると向田くんはまだ顔が赤いまま、急にあたしの頬に手を添えた。



