一応、進学したかった高校がすごくレベルが高かったから。
苦手分野も、1日何時間もしっかり勉強した。
学校の先生や塾の先生に言われた通り、平日も休日もたくさん勉強した。
寝る間も惜しんで丸一日自分の部屋で勉強していて、あの頃はとてもとても必死だったなぁ。
つい最近のことなのに、なんだか懐かしい気持ちになる。
「ふぅん、そうなんだ…緋奈ちゃんて、もともと志望校はどこだったの?」
「あ、えっと、◯◯高校を受けたんだ。」
「えっ!?◯◯高校!?緋奈ちゃん、めっちゃ頭いいんじゃん!!」
「いやいや、あたしは全然そんなことないよ!…受験落ちちゃったし…。」
「…でも、この高校に通うことになって親に何か言われたりしなかった?」
親になにか…って、受験に失敗したことで…ってことかな?



