「緋奈ちゃんは、もともとはこの学校に来る予定じゃなかったんだよね?そしたら、パソコン苦手でも仕方ないよね…。」
あたしがそう心の中で意気込んでいると、向田くんが少し眉を下げて優しいことを言ってくれた。
うう、その表情がとってもかわいい…。
そしてその優しい声と言葉に、ホッと安心してしまう。
「う、うん。向田くんたちは、パソコン得意ですごいね!うらやましいなぁ。」
「僕たちは…まあ、パソコンとか結構好きだから。そのかわり緋奈ちゃんみたいに数学とか、その他の勉強全然できないよ!」
「ふふ、でもあたしも、中学生のときに塾で人より少し勉強していただけだよ。どっちかっていうと、数学は苦手な方かも。」



