ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 登校中
    • 地下鉄の中で
    • 守ってくれた

    大学までは最寄りの駅から地下鉄に乗って20分。

     朝一以外の時間はそんなに混んでいないことが多いけれど、朝一の時は首都圏でもないのにギュウギュウだ。

     今日も混んでる。

     滅多に開かないドアの方へどんどん押されて、ドアの窓に映る自分とおはようございます。こんなに自分の顔を近くで見ることってメイクする時以外ないんじゃないかな。

     ああ、自分の顔が近い。いや、近いどころじゃなくて、もがっ。

     押しつぶされた!
     と思ったら、あれ? なんか少しスペースが出来た。

     私の顔の横に手があった。細いけれど大きくて、関節がしっかりとした男性らしい手だった。

     なんていい人!

     そろそろと目線を上げて、窓に映るその人の顔を見た。

    「!
    松永……」
    「おう、おはよう。大丈夫か?」

     さりげなく言うところがカッコいい。

    「大丈夫」

     同じ学科の同級生の松永にときめく自分がいた。

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    • 同級生
    • 放課後
    • 教室
    • 俺以外のノート見るな

    私は数学が苦手。

     私の気になってる瀬戸君は数学が得意。
     いつも数学の宿題を見せてもらってる。見せてくれるということは、私のこと嫌ってはないよね?

     その日も私は瀬戸君を探していた。

    「瀬戸君~? 」
    「瀬戸、今日熱発して家で休んでるみたいだぜ?」

     瀬戸君の友人の西川君が教えてくれた。
    ついでに数学の宿題も西川君に見せてもらえた。

     次の日。瀬戸君の機嫌が悪い。

    「瀬戸君具合はもういいの?」
    「ああ。もういい。
    ……橋本さ」
    「な、なに?」
    「……じゃねーよ」
    「え?」

     私は聞こえなくて聞き返す。

    「他の奴に数学、きいてんじゃねーよ」
    「だ、だって、瀬戸君、風邪だったから……」
    「それでも、だよ」
    瀬戸君の拗ねた顔。なんだか可愛いと思った。

    「とにかく、俺のノート以外、見んな」

     瀬戸君の声少し震えてる? なんとなく瀬戸君の耳が赤いような気がしてドキッとした。

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    • 幼なじみ
    • お昼休み
    • 教室
    • 俺の隣はこいつ

    仲がいい男子がいる。

     副田映司。

     なかなかのイケメン。そしてクラスのムードメーカー。

     私とは小学生の時からの幼馴染。だけど、映司は私を女として見ていない気がする。

     私はというと映司のことは気になる存在。でも、自分が映司に釣り合うとは思えない。

     休み時間は映司の周りに数人の男女が集まって盛り上がる。
     私の定位置は映司の隣だった。誰が決めたわけでもない。映司も文句を言うこともなかった。


     ところが、ある休み時間。私の定位置に他の女子が座ろうとしていた。
     私は、「そこ、私の席」と言いたかったけれど、自分から言えなかった。

     そのとき。

    「俺の隣はこいつ専用だから」

     映司が言葉とともに私の手を握って引き寄せた。そして、隣に座ろうとした女子をやんわりとどける。

    「ほい、相葉美帆。専用の席に座りたまえ」

     私はぼんやり夢心地のまま映司の隣に座った。

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感想ノート

おふたり日和 ―同期と秘密のルームシェア― (汐見 夏衛/著)

うさトラ ― なかよし男女のルームシェアな日常。

  • はぁ。読み終わってほっこりですね。ジェットコースターの様な日々でしたが、うさ同様私もほっこりしたり、ドキドキしたり、涙でたりと気持ちが忙しがったですが、トラの気持ちが伝わってきて、こんなにちゃんと自分を見てくれる人がいるなんてうさはなんて幸せなんだろう!!良かったなぁ。と。ほんと。ステキな女性だなぁ。と思ってうさが大好きでしたから。
    そして、身分違いの恋する気ある?とちゃんと話してくれるトラがますますいい男で。でも、このふたりなら、そんなギスギスな人たちもうまくいい人たちにさせちゃったり出来そうですよね。ステキな2人のお話をありがとうございました!

    みなの。   2018/05/31 08:27

    お返事が遅くなりまして申し訳ありません!
    トラは私の理想をつめこみました!(笑)共感していただけて光栄です。二人のことを温かく見守りながら応援してくださっていたのが伝わってきて嬉しくなりました。素敵なご感想ありがとうございました!!

    作者からの返信 2018/09/03 12:16

  • 最初から最後まで、ずーっと引き込まれっぱなしで
    当然一気読みしちゃいました。
    ウサもトラもホントにホントに本当にお似合いのかわいいカップルで、ドキドキもやもやしながら
    ピュアな二人を応援しちゃいました。
    ウサちゃん、トラくん 末永くお幸せに

    栗原 穂   2017/08/18 21:27

    栗原穂さま

    お返事が遅くなってごめんなさい。
    とっても温かいご感想のお言葉をありがとうございます! ほのぼのしたかわいいカップルが書きたいな~と思っていたので、お言葉うれしかったです。
    読んでくださってありがとうございました!

    作者からの返信 2017/08/27 18:39

  • ♪aona様♪

    読んでくださったんですかー!お忙しいのにありがとうございます!

    ほのぼのと言っていただけて嬉しいです。
    王道の同居ものを書いてみたくて、でも私はドキドキ胸キュンな展開を書くのが非常に下手なので、こんな感じの作品に落ち着きました(笑)

    というか、読み直ししていただけたなんて、恐れ多いです…! ですが、私の下手くそすぎる伏線に気づいていただけたのは嬉しいです!さすがです!

    レビューまで書いてくださって、本当にありがとうございました!m(_ _)m

    汐見 夏衛   2016/03/22 20:15

  • 汐見さんこんばんは!遅くなりましたが完結おめでとうございます。
    うさトラコンビのほのぼの生活、存分に楽しませて頂きました!
    序盤は、格好良すぎるトラに、これは惚れてまうやろー!と思いつつ、でも男女の楽しい友情もいいなぁ~とも思いながら、2人のやり取りを楽しませて頂きました。そして、中盤以降の展開に驚き、素敵なラストに繋がっていくストーリー、とても面白かったです!!
    (実はすでに読み終えていたのですが、再度読みなおしてみると、前半部分からさりげなく伏線やヒントがちりばめられていて、「なるほど!」と2度楽しませて頂きました。)
    素敵な作品をありがとうございました!引き続き応援しております(*´∀`*)

    aona   2016/03/22 00:26

  • ♪和泉りん様♪

    旅行お疲れ様でした。楽しんでいらしたようで良かったです♪

    そんなお疲れのところ、拙作を読んでくださって、本当にありがとうございます!
    長期間かけてだらだら書いてしまったので、まとまりがない作品になってしまったので、大変お目汚しだったと思いますが、少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。

    この作品では、友達のように仲良しの男女を書いてみたくて、雰囲気を一番大事にしていたので、りんさんのお言葉、すごく嬉しかったです。

    続編書けたら楽しそうだなあと思っているので、妄想してみますね笑
    ご感想&レビュー、本当にありがとうございました。

    汐見 夏衛   2016/03/08 19:17