生神さまっ!

「今付き人のみんなのところ行ってきたんだけどね、もう夕食だから早く来なさいって!

アマテラス様も来てるみたいだから、お早めに!


あ、あと私はちょっと用事があるから遅れるけど気にしないでー!」




「わ、分かったー!」


「夏樹にも言っておく」



「よろしくー!」




…たったったと廊下をかける音が消えた後、静寂が私達を包む。




「…聞かれてないよな?」


「…聞かれてなさそうだよね?」




ふーっと2人揃って息を吐く。



良かった…聞かれてたら大変だったかも。



あの声の感じから、多分聞いてないと思う。



「…それに、私やけにお腹空いてるんだよね…早く行こう!」



「そりゃそうだよ、丸1日以上寝てるんだから」



「そっかー!…って、は!?」