生神さまっ!

「え、教えてよ!」


気になるじゃんか!



3人はちょっと顔を見合わせていたあと、まあいっか、と冬斗がつぶやいた。




「秋奈は…竜田に会ったか?」



「竜田…?」




頭にほわんほわんと浮かぶのは…




「竜田揚げ…?」



「…いや、神だって」




竜田揚げしか浮かばないんですけど…?



冬斗は私の顔をみて「やっぱりな」なんて言う。



なにがやっぱりなの?



「竜田姫。

秋を司る、秋の神のことだよ」




秋を、司る…秋の神様…



もしかして…




「私を作った人…?」




季節の神様達は。



季節が天界から完璧に失われないように、力を3つに分散させた。



自分自身と、季節の玉と…



4人の、生神。




「そうだよ。

俺だって冬の神に作られた」




…つまり、言い換えれば



"生みの親"…みたいなモノだよね。




「…多分、会ってない…」