生神さまっ!

冬斗に向かって頷く。


そして私は、冬斗に向かって歩き始めた。




別にそこに他意はなかった。


ただ、自然と惹きつけられるように。






やがて、彼の前にたどり着く。


冬斗の目が私の目に向けられ、目が合った。




綺麗だけど、怖かった。


空っぽで空虚で、ただ綺麗な黒の瞳。


さらさらな黒の髪。




そして、首、足首につけられた鉄の枷。


私の腕は、自然とその枷へとのびていた。