生神さまっ!

寒さも感じないように言う彼は、面白そうに笑う。



屋上の一部は屋根があるからいいけど…作の辺りまで行くと屋根はなくなり、そこには雪が積もっている。


雪が降るほどなのだから、氷点下ぐらいは軽くいっているはずなのに。







私よりも薄手の黒いコートを羽織っている彼はニコニコ笑いながら私を見ている。



…彼は、冬斗?




「…じゃあ、冬夜はどこにいるの…?」



「ああ、冬夜?

うん、ここにいるよ」




冬斗は笑って…指をさした。



自分の顔へ。