生神さまっ!

部屋に入り、お父さんが笑う。



「良かったじゃないか秋奈、同じぐらいの年の子の友達ができて」



「…そうですね。嬉しいです」




私が笑えば、お父さんが笑う。


先に部屋に来ていたお母さんも、話を聞いて笑う。



幸せなのだ。

広い広く部屋に、ふかふかのベッドがあって、ルームサービスも格別で。



幸せなんだ。

幸せ、なんだよ。





なのに。










私は今、部屋を出ていた。

時刻は深夜零時過ぎ。眠れなかっただけ。